チーム・ビルディング・ワークショップ
良いチームに必要な4つのポイント
なぜ1人、1人じゃ駄目なんでしょうか?
それは、1(人)+1(人)=2(人) にしかならないからです。
一方チームワークの場合は、1(人)+1(人)=2(人)+相乗効果(2人)となります。もし相乗効果(2人)が1(人)となれば、1(人)+1(人)=3(人)になるのです。
ただし、ここで相乗効果は+プラスにも−マイナスにもなります。つまり相乗効果がマイナスなると逆効果なのです。では、どうすれば+の相乗効果が得られるのでしょうか?そこで、上の良いチームに必要なポイントが以下の4つです。
各メンバーが自立性・主体性を持っている
ドイツの心理学者リンゲルマンの実験によって、綱引きをした時に1人対1人で引き合った時の1人あたりの力を100%とすると、人数を8人対8人とした時に、そのうちの1人が出していた力は49%だったことが証明されました。これを「リンゲルマン効果」と呼びます。
つまりメンバーが集まりチームで何かを目指す時には何もしなければ個人のパフォーマンスは半分以下に落ちてしまうということです。
では、どうすればメンバー一人一人のパフォーマンスを落とさずにチーム全体のパフォーマンスを構築することができるのでしょうか?
それを可能にするのはメンバー一人一人の自立性、主体性です。つまり、自分が100%目一杯の力を出して綱を引かなくても、誰か力の強いメンバーが頑張ってくれると言う意識で綱を引くのではなく、自分は綱を引く力の一部分を担っていてそれは勝利に対して非常に重要であると言う意識を持って協力し合い綱を引くことが重要です。
各メンバー同士が協力し合いながらつながっている
実際の仕事は、綱引きのように単純ではありません。例えばある製品を開発してビジネスを成功させるためには、商品の企画、開発、材料の調達、製造、品質管理、マーケティング、セールス。。。等のいろんな機能が必要になります。各メンバーがそれぞれの強みを知り合い、協力し合うことでゴール達成に欠かせないチームとしての多様な機能が構築できるようになります。
メンバー全員が同じ方向を目指している
チームが目的を達成するためにはメンバー全員のベクトルの方向が揃っている事が重要です。綱引きのメンバーがそれぞれ違った方向に綱を引いたらどうなってしまうでしょうか?
メンバー個々の力がどれだけ大きくても、メンバー全員で同じ方向に向かって綱を引かなければ綱引きに勝つことはできません。
良いチームワークの状態が維持され継続的に良くなっている
一度良いチームワークの状態が出来上がっても、安心して何もしないでいると元のチームワークの悪かった状態に戻ってしまいます。一度すごく頑張ってダイエットに成功しても安心して元のゆるい生活に戻ってしまうとリバウンドが起こります。ダイエットと同じで、チームビルディングも良い状態を作ったところからが本当のスタートです。より良いチームを目指して継続的にチームビルディングを続けて行く必要があります。
チームビルディングワークショップは
良いチームに必要な4つのポイントを実現するためには具体的にどうすれば良いかを体験して身につけることができるワークショップです。
チームメンバーが参加する事によりワークショップを通じてリアルタイムにチームビルディングによるパフォーマンスの向上が期待できるプログラムです。